“若手にチャンスがあふれる会社”
これからもそんな会社であり続ける。
執行役員(人づくり担当)
平井 駿太郎
これまでのキャリアを教えてください。
大学4年生の時に、中国でGMC(Global Management College)を運営していた杉山会長 (当時は社長) の独自性・先見性・創造性に惹かれ、会長の【かばん持ち】として学生時代からインターンシップを行なっていました。
新卒入社後、経営企画室への配属から始まり、入社2年目にはグリーンエネルギー事業立ち上げ責任者として抜擢していただき、これまで10年以上けん引してきました。
現在は執行役員・人づくり担当として、ニート・引きこもりを屋根職人に育成するRMS(Roof Meister School)の領域を担当しています。
こう聞くと私が異例のように聞こえるかもしれませんが、実はこのような若手にチャンスが回ってくるとは南富士では良くあるんですよね!
総合外装事業部の強みは何ですか?
南富士の総合外装事業部は500名に及ぶ専属職人と、首都圏に特化をした23営業所で施工を行なっています。ひと月の施工棟数は1,000棟を超え、施工技術とネットワークを強みにした施工力は日本一を誇ります。
他社に無い総合外装事業部の強みは、3つあります。
まず1つ目が「 人づくり」です。 Roof Meister Schoolという、ニートや引きこもりの若者を参加費無料で育てる屋根職人育成学校を運営しています。2016年から初めて、現在27名の卒業生が『ルーフマイスター』として社会的自立を実現し、現場で活躍をしてくれています。
2つ目は各現場の「デジタル化」です。営業所の全社員へiPadを支給し、徹底した業務のデジタル化を通じてミス・ロス・ムダを削減。 社内システムのクラウド化も加速させており、生産性の最大化を常に模索し挑戦を続けています。
そして3つ目ですが、「グリーンエネルギー」の領域です。太陽光発電システム・蓄電池・EVとV2Hシステム、3つの商品を組み合わせ、お客様に合ったオーダーメイド提案を実施。 社用車には電気自動車、点検にはドローンを採用。最先端のテクノロジーを業界に先駆け導入しています。
総合外装事業部の今後の展望を教えてください。
大きな方針は【施工力の強化】と【アジア一体化】を目指していきます!具体的な取り組みは3つあります。
1つ目はルーフマイスターの強化です。日本国内は職人不足の時代に突入していますが、当社のルーフマイスタースクールという日本で唯一といえる職人育成学校通じて、現在27名のRM卒業生を50名・100名と増やし、新しい時代の施工集団を創っていきます。
2つ目は社員や職人のグローバル化も加速させ、多様性と活力ある組織を創っていきます。すでにアフリカ出身の責任者やインドネシア出身の社員が活躍をしており、今後は中国やインドネシアの社員・技術研修生も増やして、グローバルな視点から施工力強化に挑みます。
そして3つ目は屋根工事のインドネシア展開を加速させます。すでに第一棟目の屋根リフォーム工事の実績があり、今後は屋根工事だけでなく、太陽光や蓄電池など新しいビジネス展開も計画中。「アジア一体化」のビジネス展開を進めていきます。